「ありがとう」の言葉を国民に残し、オバマ大統領は大統領執務室をあとにした

オバマ大統領

大統領執務室をあとにするオバマ大統領

Pool/GettyImages

オバマ大統領は、次期大統領のトランプ氏に宛てた手紙を大統領執務室の机に置いたあと、アメリカ国民に向けて別れの言葉を残した。

「名残惜しいですか」と報道陣に尋ねられたオバマ大統領は「もちろん!」と回答。

「国民への最後の言葉は」との質問には、「ありがとう」と簡潔に答えた。

オバマ大統領がトランプ氏へ向けた手紙をレゾリュート・デスク(大統領執務室で歴代大統領が使用してきた机 )に置く瞬間を捉えた映像

オバマ大統領は、トランプ大統領への手紙をレゾリュート・デスクの引き出しに入れ、執務室を後にした。

オバマ大統領は金曜の朝、公式Twitterアカウント「@POTUS」でも同様のコメントを残した。

みなさんのために働くことができて本当に光栄だ。みなさんのおかげで、わたしはより良いリーダーに、より良い人間になれた。

大統領としての任期は終わるが、わたしの仕事は終わらない。これからは市民のひとりとしてみなさんに寄り添っていきたい。正義と真実を求めるみなさんの声、そしてみなさんのユーモアと愛を今後の糧としていきたい。

今後への第一歩として、みなさんがもっとも関心を持っていることは何かを知り、それを生かしていきたい。こちらのサイトから、みなさんの意見をわたしに聞かせてほしい。

変化を起こすのは、みなさんだ。そのことをこれからも信じていてほしい。わたしはみなさんを信じている。変化を起こせると信じている。

[原文:'Thank you': Obama offers final words for the American people after leaving a note for Trump in the Oval Office

(翻訳:にこぱん)

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