反トランプを表明しているアレック・ボールドウィン。
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反トランプ大統領を表明している俳優アレック・ボールドウィンのモノマネがアメリカで大人気だ。19日木曜日(現地時間)に行われたトランプ大統領への抗議集会でも披露し、会場を沸かせた。
この抗議集会は、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアが企画したもの。ロバート・デ・ニーロやマーク・ラファロらも参加した。
TVドラマ「30 ROCK」で知られるボールドウィンは最近頻繁に「サタデー・ナイト・ライブ」でトランプ大統領を演じている。
「ずっと長いこと、この寒い中、立ち尽くしている。トイレに行って小便がしたい。でも我慢している。おれは我慢する。おれは小便をしない」
ボールドウィンがモノマネすると参加者は笑い声をあげた。 「おれは今夜ロシア領事館に行く。領事館に着くまで小便を我慢する。そして領事館に着いたら、長い長い小便をするつもりだ。 いうなれば、人生最大級の小便を」
ボールドウィンはその後、真顔になり、トランプ大統領就任後の最初の100日間を「抵抗の時」と名付けた。
「彼らは不誠実だ。わたしやあなたが信じるすべての価値に対して、彼らは不誠実だ」「しかし、希望はある。希望は我々が戦い続けることだ。抵抗の100日だ」
(敬称略)
[原文:Alec Baldwin brings out his Trump impression to protest the inauguration]
(翻訳:日山加奈子)