「喫煙が死に繋がるとは思わない」と考えるマイク・ペンス米副大統領

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REUTERS/Jonathan Ernst

マイク・ペンス米副大統領は2000年、新聞の署名入り記事に「喫煙が死に繋がるとは思わない」と書いたことがある。以降、喫煙に対する見解を変えてはいない。

「政治家やメディアは過剰反応しているが、喫煙は死に繋がらない。事実、喫煙者のうち3人に2人の死因は喫煙関連の病気ではないし、10人中9人は肺がんを発症しない」

次々にタバコの健康被害が明らかにされている中、この数字は呆れてしまうほど疑わしいものだ。そして、この数字ですら心配になるレベルだ。アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)によると、米国には約4000万人の喫煙者がいる。副大統領の言葉から考えると、喫煙者の3人に1人は喫煙関連の病気で死亡していることになる。つまり、約1330万人の死因になっていることになる。また、喫煙者の10人に1人が肺がんを発症するなら、400万人の病人がいることになる。

喫煙の健康被害

ペンス副大統領は、なぜタバコの害を軽視する記事を書いたのだろうか? その答えは依然として謎だ。

2000年のことなので、“古い話”であることは間違いない。しかし、ルーザー・テリー(Luther Terry)米公衆衛生局長(当時)が喫煙とがんの関連性に言及した研究書を発表したのは1964年。その36年後の話だ。

トランプ大統領の右腕として期待されているペンス副大統領。共和党内の融和を図ることも大統領の狙いだ。科学と健康に関心のある人たちはトランプ政権の政策に危機感を覚えているが、ペンス氏もまた、その多くの理由の1つのようだ。

[原文:Mike Pence, the vice president of the United States, has said he doesn't believe that smoking kills

(翻訳:Wizr)

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