キヤノン、投資ファンドのペルミラらが東芝の半導体事業に関心

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キヤノンや投資ファンドのペルミラを含む5、6社が、東芝の半導体事業への出資に関心を示していることがわかった。

キヤノン広報担当は、「話が来れば、検討したい。(本件に関しては)交渉のテーブルにつかないということはない」とし、東芝の同事業に対する出資に意欲を示した。関係者によると、資産総額250億ユーロ(約3兆500億円)のファンドを運用するペルミラを含む、数社の投資ファンドも関心を示している。

原子力発電事業で数千億円規模の損失が発生する見通しとなった東芝は、主力の半導体(フラッシュメモリー)事業を分社化し、他社からの出資を求める方針を明らかにしている。それに並行して、同社は複数の事業や保有資産の売却により、数千億円規模の資金を捻出することを検討している(関係者)。

キヤノンは昨年、医療機器大手の東芝メディカルを約6700億円で買収している。

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