サンダンス映画祭でお披露目される注目の18作品

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「コロッサル」のアン・ハサウェイ氏

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ユタ州パークシティ ―― 、今年もハリウッドの業界人がこのスキーリゾートを訪れる季節がやってきた。現在開催中のサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)で独立系の映画会社が提供する注目の作品がお披露目される。

昨年の映画祭では、現在ショーレースを繰り広げている『マンチェスター・バイ・ザ・シー(Manchester by the sea)』や『O・J:メイド・イン・アメリカ(OJ: made in America)』といった作品のワールドプレミアが行われた。サンダンス映画祭で注目の映画を紹介しよう。


『ア・ゴースト・ストーリー(A Ghost Story)』

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Andrew Droz Palermo/Sundance Institute

初めてのスタジオ作品『ピートと秘密の友達(Pete’s Dragon)』に続き、インディフィルムの巨匠デヴィッド・ロウリー監督は、悲しみに打ちひしがれる恋人(ルーニー・マーラ)と、それを見守るゴースト(ケーシー・アフレック)が登場する低予算スリラー映画を密かに制作していた。ロウリー監督が自身のキャリアで習得してきたゴシックスリラーに期待。


『アン・インコンビニエント・シーケル(An inconvenient Sequal)』

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Sundance Institute

アル・ゴア氏が、オスカー受賞作品『不都合な真実(An inconvenient Truth)』で気候変動の脅威を訴えてから10年、その続編が登場した。過去10年になされた環境保護の取り組みを後退させかねないトランプ政権に対して、ゴア氏は無視できない話題を提供するために戻ってきた。


『ザ・ビッグ・シック(The Big Sick)』

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Nicole Rivelli/Sundance Institute

プロデューサーはジャド・アパトー、監督は『ウェット・ホット・アメリカンサマー(Wet Hot American Summer)』のマイケル・ショウアルター。パキスタン生まれの男(クメイル・ナンジアニ)と彼のアメリカ人ガールフレンド(ゾーイ・カザン)の関係を追ったコメディ。映画はナンジアニとコメディ仲間のエミリー・V・ゴードンの実際の関係に基づいている。作品に登場するタレントを考えると、この作品は話題になるだろう。


『コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(Call Me By Your Name)』

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Sundance Institute

1983年のイタリアを舞台に、アーミー・ハマーが北イタリアで夏のあいだ実習生として働く24歳のアメリカ人を演じている。


『キャスティング・ジョンベネ(Casting JonBenet)』

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Michael Latham/Sundance Institute

すでにネットフリックスが放映権を獲得している本作品は、フィクションとノンフィクションのハイブリッド作品。6歳のときに美少女コンテストの優勝し、20歳で亡くなったジョンベネ・ラムジーの未解決事件を、20年経った今、深く掘り下げている。キティ・グリーン監督は、ラムジー一家が住むコロラドの住民からの反応、考察、さらには実演を通じて、メディアが今も取り上げる事件を検証する。


『コロッサル(Colossal)』

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Sundance Institute

昨年のトロント国際映画祭でも傑出していたナチョ・ビガロンド監督(『タイムクライムス(Time crimes)』『エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる(Extraterrestrial)』の最新映画。アン・ハサウェイが、パーティー好きが原因で恋人に捨てられた主人公を演じる。彼女は幼馴染み(ジェイソン・サダイキス)のバーで働くが、飲み過ぎた翌日、巨大な生き物が韓国のソウルを恐怖に陥れていること、そして彼女自身の酔っぱらった行動がその怪物の行動に影響を及ぼしていることに気づく。


『クラウン・ハイツ(Crown Heights)』

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Sundance Insitute

実話に基づいた映画。ラキース・スタンフィールド(『アトランタ(Atlanta)』)は、冤罪で逮捕され刑務所に送られた男を演じる。今年の映画祭でもっとも前評判が高い作品の1つ。映画では、友人たちが男を自由の身にするべく、10年にわたる戦いに乗り出す。


『ザ・ディスカバリー(The Discovery)』

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Sundance Institute

サンダンス映画祭の創設者ロバート・レッドフォードが、死後の存在を証明した有名な物理学者を演じる。この映画は彼の発見の1年後、謎めいた理由から小さなニューイングランド島にやってきた、ジェイソン・シーゲルとルーニー・マーラが演じるキャラクターに焦点をあてている。『The O.A.』ファンにおすすめの作品。


『ザ・ヒーロー(The Hero)』

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Sundance Institute

賞の獲得が期待される今年注目の作品の1つ。サム・エリオット演じる老齢の映画スターは、薬物の売人に転身したかつての共演者(ニック・オファーマン)に、栄光の日々の思い出話を毎夜、遅くまで語ることで時間を費やしている。しかし、癌と診断されたことで、突如、死という運命に向き合わされ、疎遠になっていた娘(クリステン・リッター)との関係を修復しようと試みる。


『アイ・ドント・フィール・アット・ホーム・イン・ディス・ワールド・エニィモア(I Don’t Feel at Home in This World Anymore)』

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Allyson Riigs/Sundance Institute

メラニー・リンスキーとイライジャ・ウッド主演のこの変わった探偵物語では、リンスキーが強盗の被害にあい、自分自身でその犯人を見つけることを決心した女性を演じる。ウッド演じる隣人が彼女を助けるという話。リンスキーとウッドの組み合わせと、コーエン兄弟風の物語展開、これらが成功することを望みたい。


『ランドライン(Landline)』

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Jojo Whilden/Sundance Institute

デビュー作『オビアス・チャイルド(Obvious Child)』に続いて、脚本兼監督のジリアン・ロベスピエールが再びジェニー・スレイトと組み、主人公の成長物語を1995年に時間を戻して描く、新作コメディ。


『ザ・リトル・アワーズ(The little Hours)』

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Sundance Institute

アリソン・ブリー、デイヴ・フランコ、オーブリー・プラザ、ジョン・C・ライリー、モリー・シャノンが、中世の女子修道院を舞台に活躍する。新しく雇われた作業人が若い尼僧たちを熱狂させてしまうというコメディー。


『ノーバディ・スピーク:ハルクホーガン・ゴーカー・アンド・トライアルス・オブ・ア・フリー・プレス(Nobody Speak: Hulk Hogan, Gawker, and Trials of a Free Press)』

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John Pendygraft/Sundance Institute

元プロレラーと、彼のセックステープを公開したウェブメディアの裁判所での戦いを描く。ハルク・ホーガンはベンチャー投資家ピーター・ティールの資金援助のおかけで、ゴーカーメディアに勝訴した。その裁判に続いて、このドキュメンタリーはトランプ政権にも近い、億万長者の動向に目を向ける。


『パーソン・トゥ・パーソン(Person to Person)』

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Ashley Connor/Sundance Institute

マイケル・セラとアビ・ジェイコブソンが主演の作品。


『ザ・ポルカ・キング(The Polka King)』

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Andrei Bowden Schwartz/Sundance Institute

ポルカ・ポンツィ・スキームとして知られる事件をもとにした作品。ジャック・ブラックは1990年代はじめに一介の店主から「ペンシルベニアのポルカ王」へ上り詰めた男を演じている。しかし、彼は人気の裏で詐欺に手を染めていた。ジェニー・スレイトとジェイソン・シュワルツマンも共演。


『ウォーター・アンド・パワー:ア・カリフォルニア・ヘイスト(Water & Power: A California Heist)』

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Fresh Water Films/Sundance Institute

マリーナ・ゼノビッチ監督(『ロマン・ポランスキー:ウォンテッド・アンド・デザイアド(Roman Polanski: Wanted and Desired)』は、カリフォルニアが何十年にもわたって水危機に苦しんでいる理由を提示する。同州の入り組んだ水資源構造から、水利企業による不正行為まで。現代版『チャイナタウン』。


『ウインド・リバー(Wind River)』

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Sundance Institute

『ボーダーライン(Sicario)』『最後の追跡(Hell or High Water)』で立て続けにヒット作の脚本を提供したテイラー・シェリダンの監督デビュー作品。ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサルが主演。オルセン演じるFBIエージェントが、地元に住む男(レナー)の助けを借りて殺人事件を捜査する。ネイティブアメリカンの移住地を舞台に物語が進む。


『ザ・イエロー・バーズ(The Yellow Birds)』

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Sundance Institute

若きハン・ソロを演じる前に、アルデン・エーレンライクが友人のマーフ(タイ・シェリダン)とともにイラクで戦う兵士バートルを演じ、高い演技力を見せつけている。マーフの母親をジェニファー・アニストンが演じる。

[原文:18 movies you need to know about this year coming out of the Sundance Film Festival

(翻訳:Conyac

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