トランプ大統領「毎日4時間寝れば大丈夫」
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睡眠不足は笑いごとではない。Harvard Business Reviewによると、疲労はアルコールと同じくらい体に悪い。しかし、多くのトップエグゼクティブやリーダーたちは、短時間睡眠が重要だと信じている。彼らの一部は確かに「眠らないエリート」だ(それ以外の人々は単に疲労を隠すことが上手なだけだ)。
もし、あなたが「眠らなくても疲れない体質でない」なら(残念ながら、そんな人はほとんど存在しない)、彼らを真似するのはやめた方がいい。
Twitter創業者 兼 Square CEO:ジャック・ドーシー
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ITスタートアップの代表には休む時間はほとんどない。2011年、ドーシー氏は1日のうち、Squareで8~10時間、Twitterで8~10時間を過ごしていると述べている。残りの4~6時間が睡眠時間になるが、移動時間を考えるともっと短いだろう。それでも彼は、毎朝5時30分に起きてジョギングしている。
ドナルド・トランプ大統領
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The Daily News によると、トランプ大統領は「自分の成功は毎晩3〜4時間しか寝ない」ことにあるとした。常に1歩先に行くことが成功に繋がると信じているのだ。「1日12〜14時間寝ている人が、どうやって3~4時間しか寝ていない人に勝てるというのだ?」
ペプシコ 会長 兼 CEO:インドラ・ノワイ
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CNN Moneyによると、2007年にペプシのCEOに就任して以来、世界でもっとも有名な女性CEOの1人となったノワイ氏。わずか4時間しか眠らないそうだ。彼女は長時間労働に慣れている。イェール大学で修士号を取得する間、深夜勤務で受付係として働いていた。
Newton Investment Management CEO:ヘレナ・モリッセイ
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モリッセイ氏は「毎朝5時、またそれよりも早く起きる」とThe Guardianに語った。子どもが起きるまでメールをする。彼女は午後7時30分に家族と夕食をとるが、その後また仕事に戻る。次の朝のミーティングの準備をしたり、場合によっては2時間ほど働くこともある。
彼女は毎晩5~6時間の睡眠をとっており、少し睡眠不足を感じている。しかし、それが仕事だ。特に世界的な投資会社の経営に加え、9人の子供がいる場合は。
ファッションデザイナー兼ディレクター:トム・フォード
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ニューヨーク大学を中退してファッションデザインのキャリアを積んだあと、フォード氏はグッチのデザインディレクターに就任した。彼のリーダーシップのもと、グッチの企業価値は90%増加した。
この成功は才能のおかげではなく、情熱があったからだと彼は言う。フォード氏が1日3時間しか眠らなかったことを考えると、それはかなり厳しいものであったに違いない。
AOL CEO:ティム・アームストロング
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アームストロング氏は午前5時頃に起床し、7時には家を出て車の中で仕事をする。そして午後7時まで働く。以前は起きてすぐメールをしていたが、今は午前7時まで控えている。1日6時間の睡眠を取ろうとしている。しかし、結局はそれよりも少なくなってしまう。「残念ながら、理想的な睡眠時間ではないね」とThe Guardianに語った。
Lifeway Foods CEO:ジュリー・スモヤンスキー
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スモヤンスキー氏は2002年、父親が27歳の頃にはじめた乳製品会社を引き継いだ。その仕事をこなすにはかなりの激務を必要とした。ほぼ毎日、1日4時間弱の睡眠で乗り切ったとFortuneに語った。
Martha Stewart Omnimedia 会長:マーサ・スチュワート
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スチュワート氏の会社は「Martha Stewart Living」「Everyday Food」「Weddings」「Whole Living」の4つの雑誌を制作している。また、テレビ番組、ラジオ番組、そしてStaplesやMichaelsなどの店舗に並べる製品も扱っている。スチュワート氏は事業を見る一方で、驚くほど多くの予定をこなしている。CNN Moneyによると、彼女は1日4時間以下しか眠らない。
オバマ元大統領
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Vanity Fairによると、元大統領は通常、午前1時頃に就寝し、午前7時に起床する。つまり6時間しか眠らない。オバマ元大統領はそれより睡眠時間が短いこともあった。ホワイトハウスの補佐官は、どのような緊急事態なら、数時間の睡眠しか取らない(取れない)大統領を起こすべきか、絶えず決断しなければならない。
GE CEO:ジェフ・イメルト氏
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1日5時間しか眠らないことを聞かれて、イムルト氏は「睡眠はあまり必要ない」とBloombergに語った。
ディズニー CEO:ロバート・A・アイガー
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アイガー氏は以前、毎朝午前4時30分に起き、運動してから仕事を始めるとFortuneに語った。しかし、その早起きは1日の終わりに影響することもある。「夜の7時とか8時に来ないでほしい。ちょっと機嫌が悪いかもしれない」とニューヨークタイムズに語った。
[原文:11 successful people who get by on hardly any sleep]
(翻訳:梅本了平)