ノーベル賞受賞のポール・クルーグマン教授、大統領の精神面に疑問を呈する

ポール・クルーグマン氏

ポール・クルーグマン氏

Franck Robichon/Reuters

ノーベル経済学賞受賞者で、ニューヨーク・タイムズのコラムニストでもある、ポール・クルーグマン(Paul Krugman)氏が、24日の朝のツイートで、トランプ大統領の精神面に疑問を呈した。

「アメリカン・ファースト:就任した瞬間から大統領は明らかに精神的におかしい」とツイートし、議会の指導者たちと23日月曜日(現地時間)の夜に行ったミーティングで、トランプ大統領は一般投票で自分が負ける原因となったのは、数百万人以上が違法に投票したからだ、という虚偽の主張を持ち出したとニューヨーク・タイムズが伝えたことに触れた。

「コミー、ありがとう」と追加し、FBI長官ジェームズ・コミー氏も引き合いに出した。

クルーグマン氏は選挙中から、利益相反問題閣僚選びロシアとの関わりなどの問題に触れ、繰り返しトランプ大統領を批判してきたが、大統領の精神面に疑問を呈したのは今回が初めて。

トランプ大統領は選挙前に医師から健康証明書を受け取っている

クルーグマン氏はコミーFBI長官に対しても批判的で、ヒラリー・クリントン氏の私用電子メール問題に対する新たな捜査について書かれた、コミー長官が国会宛てに送った手紙が選挙においてトランプ大統領に有利に働いたと主張している。

クルーグマン氏は、トランプ大統領の選挙後の態度に言及したワシントン・ポストの記事の一部を指して「これを読んでぞっとしてくれ」とツイートした。

その後のツイートでクルーグマン氏は、大統領がどんなに努力をしたところで、連邦準備制度理事会が金利を引き上げることでドル高を招き、ドル高は米国内の製造業に損害を与えるので、結果的にそれがアメリカ国内の製造業の活性化を目論む大統領の政策を相殺してしまうだろうと述べた。

クルーグマン教授のツイートは以下の通り

アメリカン・ファースト:就任した瞬間から大統領は明らかに精神的におかしい。コミー、ありがとう。

これを読んでぞっとしてくれ。

貿易に関する簡単なメモ。米国と他の国との間でますます広がりつつある長期金利の差に比べれば、大統領のやることは取るに足らない。

これはドル高になることを意味している。レーガン元大統領時代と同じだ。製造業に損害をもたらしながら、貿易赤字は減るどころか増えてしまう。

[原文:Paul Krugman calls Trump 'obviously mentally ill the moment he took office' in bizarre tweet

(翻訳:日山加奈子)

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