ノーマルなMacBook(左)とナイトシフトモードのMacBook(右)
Melia Robinson / Tech Insider
コンピューターの画面から発せられる青白い光は不眠の原因になると言われている。パソコンや携帯電話から発せられる強い光を夜遅くに浴びると、体内の24時間周期のリズムが狂って眠りにつくのが難しくなるのだ。
AppleのiPhoneには、夜間だけ画面をオレンジ色に調整することで、この問題を防ぐ機能がついている。「ナイトシフト(Night Shift)」と呼ばれるこの機能が、iPhoneだけでなく、MacBookやデスクトップ・コンピュータでも使えるようになりそうだ。マックOSのバージョンアップ版にナイトシフト機能が搭載され、今後はすべてのユーザーが使えるようになるだろうと、MacRumorsは伝えている。
ナイトシフトモードのiPhone
Alex Heath / Tech Insider
この機能を最初に考え出したのは、Appleではない。サードパーティ製のアプリ「F.lux」が同様の機能を提供していたが、ナイトシフト機能を世に出す前に、アップル社はF.luxのアプリのダウンロードをできなくした。
F.luxは、スマホだけでなく、すでにMacBookなどでも利用可能。わたしも現在使っているが、とても良い。白い光が睡眠を妨害するという事実がなかったとしても、オレンジ色の画面の方が、夜遅い時間に見つめるには心地よい(始めは少し変な感じがするが)。
もしも、映画を見たり、写真を編集したりする時には、簡単に機能をオフにできる。ただし、読み物をしたり、簡単な作業に使う場合には、こちらの方がよっぽど目に優しい。
マックOSのナイトシフト機能が、F.luxと比べてどう違うのか、まだわからないが、ぜひ試してみようと思う。
[原文:Apple is finally bringing its anti-insomnia 'Night Shift' mode to MacBooks and Macs (AAPL)]
(翻訳者:にこぱん)