メキシコ大統領、トランプ大統領との首脳会談をキャンセル

トランプ大統領

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Andrew Harrer-Pool/Getty Images

メキシコのペニャニエト(Enrique Peña Nieto)大統領は25日木曜日(現地時間)、来週に予定されていたトランプ大統領との首脳会談をキャンセルした。壁の費用を「快く負担する」つもりがないのなら、ワシントンに来るべきではないとのトランプ大統領の警告を受けてのことだ。

ぺニャニエト大統領は、「来週の火曜に@POTUSと予定していた首脳会談には出席しないことを、今朝ホワイトハウスに連絡した」とツイート

そもそも、トランプ大統領が「メキシコが費用を負担するつもりがないなら、ペニャニエト大統領は自分に会いに来るべきではない」とツイートしたことが発端。

トランプ大統領は「アメリカはメキシコに対して600億ドル(約6兆9000億円)の貿易赤字を抱えている。NAFTA(北米自由貿易協定)が始まった当時から一方的な取引で、多くの雇用機会と企業を失った」ともツイートしている

ペニャニエト大統領は31日火曜日にトランプ大統領と会談する予定だった。もし実現すれば、アメリカが新政権になってから最初の2国間会談となるはずだった。

国境の壁は、トランプ大統領の選挙公約。費用はメキシコに負担させる、と繰り返し公言していた。

[原文:Mexico's president cancels White House meeting after Trump warning about paying for wall

(翻訳者:にこぱん)

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