JFK国際空港で入国禁止の大統領令へ抗議する人々
Reuters/Andrew Kelly
数千人のUber利用者が、アプリを消去し、その証拠をソーシャルメディアで投稿する事態となった。タクシーがストライキを行っていた間も、UberのドライバーがJFK国際空港で営業を続けようとしたからだ。
The NY Taxi Workers Allianceは、28日土曜日、トランプ大統領のイスラム圏7カ国からの入国を禁止する大統領令への抗議として、すべてのタクシー運転手にJFK国際空港での営業を避け、ストライキを行うよう呼びかけた。
しかし、ストライキ中の6時から7時の間に、Uberが営業を続けていることを指摘するユーザーが続出。
#Uberを削除しろ。これが、大統領の入国禁止令に抗議するタクシー運転手たちの声明。だがUberはJFK空港で営業しようとしている。
Uber側はストライキ後、通常、需要が高い時には割高料金になるが、今回はその機能は中止するとツイートした。
JFK空港での割高料金は中止します。そのせいで待ち時間がいつもより長くなるかもしれませんが、ご理解、ご協力をお願いします。
しかし、スマホからUberのアプリを消去するユーザーが続出。「#deleteUber」(Uberを削除しろ)のハッシュタグとともにFacebook や Twitterに証拠を投稿した。
UberのCEO トラビス・カラニック(Travis Kalanick)氏は日曜日、「不当な」大統領令のせいで再入国できなくなったUber運転手たちを援助する計画を全従業員にメールで伝えた。
(翻訳者:にこぱん)