Netflixのオリジナル作品『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
Netflix
Netflixはオリジナル作品の価値が高く、動画配信サービスの中ではライバルを抜いてトップであるという結果が、フォレスター(Forrester)の調査で明らかになった。
対象はテレビよりもインターネット動画視聴を好むコードカッターと呼ばれる消費者たちだ。
Netflixの視聴料(月9.99ドル、約1130円) が高すぎると回答したのはアメリカ在住の大人のうち5%しかいなかった。一方、視聴料が月7.99ドル(約904円)のHuluは11%、月14.99ドル(約1696円)のHBO Nowは18%が高すぎると回答。
最後尾についたのが、ブロードキャスト・ネットワークが提供する動画配信サービスだ。
CBSのAll Accessと、 NBCのSeeSoは、それぞれ23%と24%の回答者が高すぎると答えた。All Accessの基本プランは5.99ドル(約678円)、SeeSo は3.99ドル(約452円)だ。Netflixの価値をこのように高めている要因の1つは、豪華なオリジナルコンテンツだ。 2017年、Netflixは1000時間というとてつもない量のコンテンツをリリース(費用は60億ドル)。すべてを視聴し終えるには、通しで観てもまるまる41日間かかる。先頃、オリジナルドラマ『ザ・クラウン』が初めてゴールデン・グローブ賞を受賞した。
Forresterの回答者の60%が、Netflixのオリジナルコンテンツは面白いと答えている。一方、コンテンツの全体数は少ないものの、オリジナルのコメディドラマなどで複数の映画賞受賞作品があるAmazon Primeでは36%という結果に。看板ドラマで有名になったHBOは45%で、Netflixの後を追う結果だ。下記で、動画配信サービス大手を比較した結果を見てみよう。
Forrester
[原文:People think Netflix makes more interesting original shows and movies than HBO and Amazon]
(翻訳者:にこぱん)