カルビーが通期の業績予想を下方修正 —— ジャガイモ不足と米国・韓国事業の不振が響く

2017-02-01T054420Z_1_LYNXMPED101NT_RTROPTP_3_CALBEE-CEO

Reuters

スナック菓子メーカーのカルビーは1日、2017年3月期の業績の予想を下方修正した。北海道の台風被害により馬鈴しょの調達が不足し、ジャガイモ系スナックの売上が減少した。海外事業では、主力地域の米国と韓国での業績回復が遅れた。

カルビーは、通期の連結売上高を前回の予想から4.6%下げ2500億円、営業利益を8.1%下方修正して285億円とした。同社の4〜12月期の売上高は前年同期比2%伸び、1889億4400万円。シリアル「フルグラ」の販売が好調だった。営業利益は1.5%増え、222億4400万円。

同社のスナック菓子の売上高は、0.9%下げ1507億7000万円。「じゃがりこ」の売上高は堅調な需要に支えられたものの、主力の「ポテトチップス」の販売が、原料不足の懸念から生産調整を余儀なくされ、売上を下げた。海外事業の売上高は、6%減少し208億9900万円となった。北米では、大手顧客に対する売上が減り、韓国においては新製品の市場投入が遅れ、売上拡大が進まなかったとしている。

一方、国内における「フルグラ」の需要は底堅い。同商品の売上は4〜12月期で228億円で、前年同期比36%増えた。カルビーは2016年4月に「フルグラ」の生産能力を増強させている。

カルビーの株価は3.8%下げ3535円で取引を終えた。

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい