Apple、MacBook Proに自社開発のCPUを搭載か

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Appleは2017年下期をめどにアップデート版のMacBook Proをリリースする —— Bloombergのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者がレポートした

アップデート版のMacBook Proには、Appleの独自設計によるCPUが搭載される可能性がある。

AppleはiPhoneのCPUを自社で設計しており、iPhoneやiPadなどのApple製品が優れたパフォーマンスを発揮するのは、そのCPUのおかげと言われる。

その経験を生かし、新しいMacBook Proには自社設計のCPUを搭載する予定だとBloombergの記者は伝えた。ただし、現在のAppleのPCにはIntelのCPUが搭載されており、直近でそれを置き換える予定はない(*Intel製チップを採用する前はIBMのPowerPCを搭載していた)。

コード名「T310」と名付けられるこの新しいCPUは、「タッチバー付きMacBook Pro」で使用されている組み込み型のプロセッサ(タッチバーや指紋認証のTouch IDを動作させる)が元となる。今年後半にリリース予定の新しいMacBook Proでは、低電力モード時にメールを処理したり、スリープ状態でもデータを処理することができるようになる。電力消費を抑えられるため、バッテリーの寿命はさらに長くなるだろう。

最新のMacBook Proに対する苦情の原因のいくつかは、Intelのプロセッサに原因があるとAppleでは考えているようだ。

[原文:Apple is preparing an updated MacBook Pro for later this year (AAPL, INTC)

(翻訳:Wizr)

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