テスラのCEOイーロン・マスク氏
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テスラモーターズが社名をテスラに変更する。
この変更は実は、かなり前から予定されていた。2016年2月、CEOのイーロン・マスク氏は、新ドメインの獲得についてツイートした。7月に同社はウェブサイトのドメインをteslamotors.comからtesla.comに変更した。
2月1日水曜日、同社は米証券取引委員会に対して社名をテスラに変更する申請を行った。エネルギー企業を目指している同社が社名から「モーターズ」をなくしたことは理に適っている。
すでに同社は家庭用と業務用のバッテリーを発売し、バッテリービジネスを伸ばし続けている。昨年11月には太陽光パネルの供給者であるSolar Cityを買収し、エネルギービジネスに足を踏み入れた。
マスク氏はソーラービジネスに大きな野望を抱いている。昨年10月に彼は、屋根の上に分厚いソーラーパネルを取り付けずに済む、ソーラーパネルが一体となった屋根「ソーラールーフ」を発表した。
さらに同社は、モビリティサービスへの事業拡大も計画している。マスク氏は昨年、テスラネットワークを築き、車の所有者たちが自分の車を配車サービスとして使えるようにする計画を発表した。このサービスに関して、同社は今年中にさらなる詳細を発表する見通しだ。
[原文:Tesla Motors is officially changing its name (TSLA)]
(翻訳:一柳優心)