Apple/Business Insider
1月31日火曜日(現地時間)、Appleは第1四半期の決算報告を行った。iPhoneとMacの売上が増え、第1四半期は順調だった。
しかし、大幅に減少した分野がある。Apple Watchやアクセサリー、周辺機器、ヘッドホン、 Apple TVなど様々な製品の売上をまとめた「その他」カテゴリーだ。
この分野は不調だ。第1四半期中に最新のApple Watchと新型のヘッドフォンが発売されたにも関わらず、昨年の第1四半期よりも8%減少した。
この減少はApple Watchによるものではない。AppleのCEOティム・クック氏は、Apple Watchは安定した売上と利益を計上したと述べたが、具体的な数字を明らかにはしなかった。
となると、「その他」が減少した理由は、少なくともApple TVが原因ということになる。Apple TVの売上は前年同期比で減少したと同社のCFOルカ・マエストリ氏はFinancial Timesに語った。
わたしの同僚のデイブ・スミスは最近、なぜApple TVがイマイチなのかを述べている。ハードウェアとしてはいいが、全体的な体験はパッとしないとのことだ。
多くもApple TVには同様の反応だ。再度成長させるには、新バージョンを開発する必要があるだろう。
クック氏は、大型テレビへの関心を示唆した。「わたしたちは、この1年で大きな進歩を遂げた。Apple TVは、ベースのプラットフォームになる」と語った。「オリジナルコンテンツについて多くを学んでいる。そして、それを再生する方法を考えている」
[原文:The Apple TV is not selling well]
(翻訳:梅本了平)