トランプ大統領が 「屈辱的」かつ「脅迫的な」 態度でメキシコ大統領を非難

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2016年8月。大統領候補だったトランプ氏とペニャニエト大統領。メキシコシティにて。

REUTERS/Henry Romero

トランプ大統領とメキシコのペニャニエト大統領との電話会談が27日金曜日(現地時間)に行われた。トランプ大統領はメキシコを非難し、麻薬対策に軍事力を使うと脅した、とジャーナリストのDolia Estevez氏が伝えた。

Estevez氏は、メキシコのニュースAristegui Noticiasのインタビューで両国の情報源からの話をもとに、「トランプ大統領がペニャニエト大統領を侮辱する、非常に攻撃的な会談だった」と述べた。

ホワイトハウスとメキシコ大統領の双方がこの会談について「友好的」だったと発表したものの、会談での内容は明らかになっていないと同氏は加えた。

Estevez氏は会談の内容を裏付ける「信頼できる情報を持っている」とのことだ。

トランプ大統領は繰り返し「メキシコ人はいらない。メキシコは必要ない。我々は壁を建設し、否が応でもあなた方にその費用を負担してもらう」とメキシコ大統領に述べたようだ

トランプ大統領はメキシコからの輸出に対して10%、「メキシコにとってもっとも重要な輸出品目には35%」の関税をかけることで、壁の費用負担をメキシコに求めることを示唆したと、Estevez氏はProyecto Puenteに執筆した

電話会談の前、ショーン・スパイサー報道官は、壁の建設費のためにメキシコからの輸入に関税をかけることをトランプ大統領が検討中だと述べた。

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REUTERS/Henry Romero

Estevez氏はForbesの執筆陣で、メキシコのジャーナリスト兼キャスターのCarmen Aristegui氏と親しい。「トランプ大統領はメキシコ軍が麻薬対策で役に立っていないと文句まで言った」とAristegui氏のニュース番組のインタビューで語った。

トランプ大統領は「もし、メキシコ軍が麻薬密売に手を打てないのであれば、我々が軍隊を送り、その仕事をやらせる」とまで言ったようだ。

さらにトランプ大統領は「麻薬がメキシコから流入し、自分たちの都市で大量殺人をし続けることは許さない」と述べたうえ、昨年のメキシコ訪問について「本当は昨年の8月、メキシコに行きたくはなかった」とまで言ったとEstevez氏は加えた。

会談中、ペニャニエト大統領側にはメキシコの外務省職員が同行し、トランプ大統領側は「有名な義理の息子」(おそらく大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー氏)と、最高戦略責任者スティーブン・バノン氏が同行したと伝えられる。クシュナー氏は、メキシコ外務大臣Luis Videgaray氏と親しいと報じられており、両国の仲を取り持つとみられていた。

トランプ大統領からの猛攻撃を前に、ペニャニエト大統領は「口ごもっていた」とEstevez氏は語った。

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メキシコのペニャニエト大統領(左)と外務大臣(右)

REUTERS/Edgard Garrido

同氏によると、それでもメキシコ政府はトランプ政権との交渉の可能性を信じている。

[原文:Report: In a 'humiliating' and 'threatening' tone, Trump lambasted Mexico's president during a phone call

(翻訳者:にこぱん)

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