オルタナ右翼の“広告塔”ミロ・イアノポウロス、改めてトランプ大統領支持を表明

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ミロ・イアノポウロス(敬称略)

Drew Angerer / Getty

保守思想・オルタナ右翼の“広告塔”、ミロ・イアノポウロスは自身を「変革の“火付け役”」と呼んでいる。

先日、彼の講演キャンセルを求めて暴力的な抗議デモがキャンパス内で勃発したUCバークレー(カリフォルニア州立大学バークレー校)に対し、トランプ米大統領は政府助成金を打ち切るとした。

極右ニュースサイトBreitbart Newsのエディターであるイアノポウロスは、新著出版記念講演の一環でUCバークレーを訪れる予定だった。

「アメリカの大学は警告を受け取るべきだ」とイアノポウロスはBusiness Insiderに応じた。

「大統領は見ている。キャンパス内の“新たなタイプの保守層”の声を無視しながら、(彼らから)税金を巻き上げる日々は終わりつつある。わたしはこの変革の火付け役さ。トランプ大統領とチームはこの状況を常に監視していて、いざという時には断固たる態度で行動するにちがいない」

2月2日木曜朝、トランプ大統領は以下のようにツイートしている。

「もし、UCバークレーが言論の自由を許さず、異なった意見を持つ無実の人々に暴力を振るい続けるのであれば……、政府助成金はお預けじゃないか?」

UCバークレーは公立であるカリフォルニア州立大学の中でもトップ校で、大学のウェブサイトによると、2015〜2016年には3.7億ドル(約414億円)もの研究資金が政府から援助されたという。

イアノポウロスが距離を置こうとしている白人ナショナリズム運動の1つ「オルタナ右翼」と彼の思想を結びつける者は多い。彼の講演は、デモ参加者が発煙弾や閃光弾を投下したことにより、中止された。

「(大学)施設や器物の破損の回避、および安全への配慮から、カリフォルニア州立大学警察署はミロ・イアノポウロス氏をキャンパスから移動させた。また、午後8時から予定されていた講演を中止させてもらった」とUCバークレーは声明のなかで述べた。

また、大学側は「抗議デモ当日に見られた暴力的かつ不法な行為」を激しく糾弾した。

イアノポウロスはTwitterから永久追放されている。「ゴーストバスターズ」や「サタデーナイトライブ」に出演した俳優レスリー・ジョーンズ(Leslie Jones)に差別的なツイート攻撃を仕掛けたり、自身のフォロワーに対し、彼女への中傷を煽ったことがその理由。彼は共和党全国大会中にトランプ氏の応援イベントを開催するほど、熱烈なトランプ支持者だった。

イアノポウロスの新著『Dangerous(デンジャラス)』は3月に出版予定。

(敬称略)

*協力:ピーター・ヤコブ(Peter Jacobs)

編集部注:ミロ・イアノポウロスは以前Business Insiderにコラムを掲載していた。

[原文:'The president is watching': Milo Yiannopoulos responds to show of support from Trump

(翻訳:近松瑛真)

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