「これだけは止めて!」 客室乗務員が明かす、機内の迷惑行為25選

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どうぞ、爪切りはご自宅で。

Jennifer Polland/ Business Insider

誰にでも癖がある。よい癖と悪い癖。旅行中は、どういうわけか、悪い癖が人の目に触れる。

キャビンアテンダント(CA)は毎日毎日、飛行機内で「とんでもないことをしでかす人々」に悩まされている。この記事を読んで、そんなCAたちに同情の気持ちが湧いたとしたら、きっと機内での態度を改めようと思うはず。

そのためにはまず、何がよくない行為なのかを知っておくことが必要だ。そこでBusiness Insiderは、CA60人以上に「機内でやめて欲しい行為」を聞いてみた。

あなたが知らず知らずのうちにやってしまっている機内の迷惑行為25選をお送りする。


荷物入れを占領する。

大きい荷物は頭上の棚へ、小さい荷物は前の座席の下に納め、収納スペースが足りなくなったり、チェックインのし直しをしなくて良いように協力してほしい。

挨拶をしない。

搭乗の際、挨拶する乗務員を無視しないで。

タイミングが悪い。

飲み物のカートにゴミを置こうとしたり、食事を配っている最中にゴミを回収するよう言うのは止めてもらいたい。

壁や他のお客さまのシートに足を掛ける

逆の立場で考えたとしても、わたしはあなたのオフィスに行って、勝手に壁やデスクに足を上げたりなんてしない!

「何があるの?」と聞いてくる。

メニュー表が置かれている場所をあらかじめご案内しています。アルコールを含めれば100種類のドリンクがあるのに、それを全部挙げろと? しかも200人もの乗客が(ドリンク)サービスを待っている時に?

安全のための説明を聞かない。

こちらは仕事をしているのだから、もう少し敬意を払ってもらいたい。

コーヒーの好みを伝えてくれない。

コーヒーを注文する時は、ミルクや砂糖の有無も伝えてほしい。それぞれに何度も何度も尋ねてまわるのは大変だから。

自分の持ち物に責任を持たない。

とても重たいキャリーケースを機内に持ち込んでおいて、重すぎるからという理由で代わりに頭上の荷物入れに納めてほしいとわたしたちに言わないで。

着陸態勢に入っているのに化粧室から出てこない。

着陸の遅延につながります。

ヘッドフォンをつけっぱなし。

こちらが飲み物の希望をうかがっている時は、ヘッドフォンを外してほしい。

不必要な呼び出しボタン。

客室乗務員も着席するとアナウンスした時や離陸直後に呼び出しボタンを押すのは止めてほしい。

注意を引くために客室乗務員を触る。

これまで、数えきれないほど突かれたり引っ張られたりした。

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Flickr/Ed.ward

シートベルト着用サイン点灯時に立ち上がり、化粧室を利用する。

シートベルト着用サインが点灯していることを伝えると、たいてい『でも、行きたいから』という感じのことを言われる。2歳児ではないのだから、本当に化粧室へ行く必要がある時まで待てないものでしょうか。

希望の食事が得られなかっただけで、この世の終わりのような態度をとる。

ここは飛行機内。五つ星レストランやホテルではない。第一希望の食事が食べられなかったことぐらいで腹を立てないでほしい。

上級クラス客のふりをする。

上のクラスの客室にこっそり忍び込もうとしないでほしい。

裸足で歩き回る。

お願いですから、裸足やソックスのままでお手洗いへ行くのは止めてもらいたい。裸足で公衆トイレに行けますか? 汚れた床をソックスで拭いてまわるのはご遠慮願いたい。

ペンを借りようとする。

ご持参ください。ペンを1本も持たずに世界を旅行するなんて考えられない。

指を鳴らす。

「すみません」と声をかけてもらえれば十分なのに。

機内キッチンでヨガ。

あたかもヨガスタジオかのように、乗務員スペースである機内キッチンでストレッチをしようとしたり、そこでずっと突っ立っていられるのはとても迷惑。ここは乗務員の唯一の仕事スペースでわたしたちの座席もその中の機体ドア付近にある。ここは限られた居場所なの。

キャプチャ

明らかにどうしようもないことなのに客室乗務員に腹を立てる。

便が欠航になり、大事な用事に間に合わない時の気持ちはよく分かる。わたしだってコンサートに行く予定だった。それなのに、こんな狭い機内に閉じ込められて、乗客に怒鳴られるなんて。

客室乗務員が機長からの情報をすべて知っていると決めつける。

乗務員は機長たちの動向のおそらく5%くらいしか把握していない。どれほどの悪天候なのか、なぜ別ルートを通っているのか、どうして早く着陸できないのか。そんなこと、わたしたちにはわからない。

爪を切る。

足の爪を切っている人を見かけたことがある。本当に不快。しかし、彼らは爪切りを止めようとしない。信じられないかもしれないが、意外と頻繁に見かける。

ポルノを観る。

機内でポルノを見ている人もいる。ある人は座席を横一列占領し、他の人たちが立ち上がって彼の後ろに回り込まない限りバレないような角度でポルノを見ていた。まさかと思った。だからと言ってこちらは何も言えない。周りに小さな子供たちがいたわけでもないので、注意もできずじまいだった。またある時には、とある男性客が携帯電話でポルノを見ていた。この時は夜間飛行のため画面の内容が窓ガラスに反射して見えていた。他の乗客の迷惑にならないように、この時は男性客に注意をした。

タダで物をもらおうとする。

時々、ドリンクの無料サービスをほのめかしてくる人たちがいる。『飛行機が10分遅れた。無料のドリンクサービスはないのか?』『ドリンクは機長からのサービスでしょ?』などと言いながら。そんな時はただニッコリと笑顔で返す。“愛想をふりまいておこう”と自分に言い聞かせながら。

アルコールを持ち込む。

酒屋で購入したアルコールのミニボトルを自分で持ち込んで来る乗客もいる。わたしたちからすれば誰かはすぐにわかるし、必ずバレること。自分でアルコールを用意してはいけない。高度の高いところを長時間フライトするとアルコールがおよぼす脳への影響も増すので、乗務員は過剰飲酒をさせないために、どれだけのアルコールを乗客に提供したか把握しておかなければならないの。

[原文: Flight attendants share the 25 things they wish passengers would stop doing]

(翻訳:バーミンガム 昌子)

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