Uberが「飛ぶクルマ」の開発に向けてNASAの研究員を採用

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この車はまだ飛べない。

Uber

タクシー業界にイノベーションを起こしただけでは飽き足らず、Uberはこのビジネスをまったく新しい次元へ持って行こうとしている。今度は“横”方向ではなく、“縦”のベクトルへのイノベーションだ。

Bloombergによると、Uberは「空飛ぶクルマ」を開発すべくNASAの研究員を採用した。その研究員ムーア氏は、Googleの創業者ラリー・ペイジ氏にそのアイデアを絶賛されて投資を受け、「空飛ぶクルマ」のアイデアを実現しようとしていた。

「ムーア氏はNASAから飛び出し、Googleのライバル、Uberの一員になろうとしている。彼は過去30年をNASAで過ごした。Uber Elevateとして知られる同社の『空飛ぶクルマ』プロジェクトを担う部門のエンジニアリングディレクターに就任する予定」とBloombergは伝えた。

Uberの「空飛ぶクルマ」プロジェクトは突拍子もないアイデアではない。電気で動く空飛ぶクルマ(短距離飛行)を開発し、地上のサービスと連携させることが目的。つまり、航空関連の規制を守りながら、自社サービスを拡張、加速させるのが「空飛ぶクルマ」の狙いだ。

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Terrafugiaの空飛ぶクルマ。同社はMITの卒業生を中心に設立された。

Screenshot via Terrafugia

「空飛ぶクルマ」は長年、実現が困難だと言われてきた。マサチューセッツにあるスタートアップ企業Terrafugiaは「地上走行可能な飛行機」としては、他と比べれば、まだ実現可能性が高い“技術”を開発している。しかし、そのTerrafugiaでさえ、いまだに実際の“プロダクト”はリリースできていない。

Uberは「空飛ぶクルマ」だけでなく、自動運転車の開発も進めている。「Uber Elevateはすぐに実用可能な技術というよりも、戦略的だが無謀な挑戦に近い」とBloombergは報じている。

[原文:Uber has hired a NASA researcher to help it build flying cars] (翻訳:Satoru Sasozaki)

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