Twitter、悪質なツイートへの対策を発表し、株価が上昇

Twitterは2月7日(現地時間)、悪質なツイートに対する新機能を発表した。その後、株価が2.62%上昇し、18.40ドルになった(*編集部注:この記事の原文は2月7日10時33分にニューヨークで公開されました)。

同社のブログによると、嫌がらせのツイートを見えなくさせたり、利用を禁止されたユーザーが別のアカウントを作ることを防ぐ機能を追加する。さらに、「safe search(安全検索)」も導入もする。「悪質ユーザーへの対策が十分ではない」という批判に対応した形。

Twitterの利用を止められた有名人は何人かいる。オルタナ右翼の“広告塔”といわれ、保守派のウェブサイト「Breitbart News」に寄稿するミロ・イアノポウロス氏もその1人。同氏は@neroのアカウント名で知られ、映画『ゴーストバスターズ』に出演した女優レスリー・ジョーンズ氏を攻撃したり、自分のフォロワーに対して、彼女に嫌がらせツイートを送るよう煽った。また、2015年に薬の値段を55倍に跳ね上げた製薬会社の元重役マーティン・シュクレリ氏も、女性記者に嫌がらせをして、今年初めに利用停止に追い込まれた。

Twitterは、9日木曜日に四半期決算を発表する。

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Markets Insider

[原題:Twitter is rallying after announcing a crackdown on abusive content (TWTR)

(翻訳:日山加奈子)

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