Flipboardで自分だけの「スマートマガジン」が作れるようになった

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Flipboard

ユーザー個人の様々な興味・関心に細かく応えられる「スマートマガジン」機能が「Flipboard 4.0」に新たに実装された。

古いバージョンのFlipboardでは、例えばITカテゴリーを選択した場合、他のユーザーと同じのコンテンツが表示されていた。つまり、ITカテゴリーでもっとも「良いとされる記事」が表示されていただけだった。今回のアップデートでは、サブカテゴリーやプロによって選ばれた記事をソースとして選ぶことができる。そして、最終的に雑誌を読んでいるような感覚になるデザインで表示する。

FlipboardのCEO マイク・マキュー(Mike McCue)氏は写真愛好家に愛用されているライカの記事に特化したスマートマガジンを例としてデモをした。インフルエンサーのTwitterアカウント、ブログ、信頼できるウェブメディアから記事を取得し、“雑誌を読んでいるような感覚”になれるよう「フリップ」ジェスチャーで操作できるデザインでコンテンツを表示した。

Flipboardのこの機能は、最近の選挙戦で批判された「フィルター・バブル(ソーシャルメディア上で賛同できるユーザーばかりをフォローすることで自分と同意見の人が、実際よりも多いと錯覚してしまうこと)」を誘発してしまうのではないかとBusiness Insiderはマキュー氏に質問した。

彼曰く、特定のトピックに特化したスマートマガジンは、特定の趣味や興味を持っているユーザーにとってのメインの情報収集手段になると考えており、だからこそ、ライカのスマートマガジンを例として出したのだという。政治のような一般的なカテゴリーに関しては、ほとんどのユーザーは通常のスマートマガジンを利用すると話す。

Flipboardの通常のスマートマガジンは編集者によって選ばれたトップ記事で構成される。6つの主要トピックがあり、「左寄り、右寄り、中立」といった視点からも選べるようになっている。


空港に山積みされていた雑誌を読んでいる最中にFlipboardのアイデアを思いついたとマキュー氏は語る。「雑誌の『ナショナル・ジオグラフィック』は非常に美しく、広告も雑誌の中に自然に溶け込んでいる。しかし、オンライン版は雑誌の“劣化版”であり、バナー広告などが心地よいユーザー体験を阻害している」

Flipboardのコンセプトは彼が空港で雑誌を読んだ時の体験と、オンライン記事を読んだ時の体験の「差」を埋めることにあった。Flipboardは1億人のユーザーを獲得するまでにタブレット端末の出荷数に影響され続けてきた。ソーシャルメディアを使い、ユーザー個人に特化したデジタルマガジンを作ることがFlipboardのゴールであり、今回のアップデートで“ある程度”実現された。

Flipboardの新しいバージョンについてはこちら

[原文:Flipboard can now build you personalized 'smart magazines' — for topics from Leica cameras to venture capital] (翻訳:Satoru Sasozaki)

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