『攻殻機動隊』の草薙素子をスカーレット・ヨハンソンが演じるのは「あり」か?

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『Ghost in the Shell』

Paramount/YouTube

日本の漫画(原作:士郎正宗)で、アニメ−ション映画(監督:押井守)にもなった『Ghost in the Shell(攻殻機動隊)』が、ハリウッドのアクション大作として実写化されることに興奮を覚える。しかし、いまだに多くの人が、「ホワイトウォッシング」(*)を普通のことだと考えているようだ。主役の草薙素子(「少佐」と呼ばれる)を演じるのはスカーレット・ヨハンソン。

*Whitewashing(ホワイトウォッシング):アメリカ映画で本来は白人以外の役柄に白人俳優が配役されること。

最近発売されたマリークレールのインタビューでスカーレット・ヨハンソンは、『Ghost in the Shell』におけるホワイトウォッシング論争に終止符を打つため、自身の「少佐」起用を擁護した。また、SF映画の主役に女性が据えられているというフェミニズム的な観点も強調した。

「わたしは(“白人”以外の)ほかの人種を演じたとは思っていないわ。もちろん、(人種を含め)様々な意味で『多様性』というのはハリウッドにおいて、とても重要な要素よ。(草薙素子のような)抜群の行動力を持つ女性主人公を演じられたのはとても貴重な機会だと思ってるけど、単に攻撃的なキャラクターを演じたとは思いたくない。ともあれ、彼女を演じることにはものすごいプレッシャーを感じていたし、世界中で人気のキャラクターだけに今でもその責任の重さは感じているわ」

スカーレット・ヨハンソンを主役に据えて以降、パラマウントは(ホワイトウォッシング論争に関して)彼女を擁護してきた。ただ、映像効果で一部の役者をよりアジア人っぽく見えるようテストしているというニュースが表面化するなど、状況はなかなか好転しなかった。

スカーレット・ヨハンソンのマスメディアへの登場とコメントにより、『Ghost in the Shell』におけるホワイトウォッシング論争は下火になるのだろうか。なお、昨年夏、この作品のプロデューサーの1人は、日本のアニメ−ションだったこの作品のストーリーを「国際的」にしたと発言している。

『Ghost in the Shell』の全米公開は3月31日。

source:Paramount Picturesmarie claire

[原題:Scarlett Johansson defends her new movie 'Ghost in the Shell' against whitewashing accusations

(翻訳:日山加奈子)

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