「法廷で会おう」 大統領令の効力停止を受け、トランプ氏がさらなる法廷闘争を示唆

アメリカ連邦控訴裁判所がトランプ政権の申し立てを退け、入国制限の効力停止を支持したことに、トランプ大統領はすぐ反応した。

法廷で会おう。我が国の安全の危機だ!

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トランプ大統領。2016年6月の選挙集会にて。

Reuters/David Becker

3人の判事が満場一致の判断を下したことに対し、トランプ大統領は「判決は偏った見方でなされた」と繰り返し非難し、「これは政治的な判断だ。法廷で会うことになる。我が国の安全の危機だ」とNBCニュースで語った

かつてのライバル、民主党のヒラリー・クリントン氏は満場一致となった判決結果を示唆する短いツイートを行った。

3対0

一方、司法省は「判決文を検討し、今後の対応を考える」と発表した。

判決にあたり、控訴裁判所は「政府がこの申し立てについて十分なメリットを示したとは言えず、地裁の効力停止命令を解かないことによって、取り返しのつかない損害が発生するとの立証もなされたとは言えない。したがって、我々は効力停止命令に対する不服申し立てを退ける」と述べ、3人の判事の満場一致でホワイトハウスを退けた。

トランプ大統領が1月27日に出した大統領令はイスラム圏7カ国からの難民や移民の入国を制限するもので、世界各地の空港で大混乱が起きた。この大統領令に対し、先週、ワシントン州連邦地裁は大統領令の効力停止の判断を下していた。

ワシントン州のボブ・ファーガソン司法長官は「我が国は法治国家であり、法はすべての人に適用される。もちろん合衆国大統領も含めて」とCNNで語り、あわせて「要点を言おう。これはワシントン州の完全勝利だ」とツイートした

ファーバソン司法長官はまた記者会見でも大統領のツイートに触れ、「我々は二度、法廷で戦った。結果は我々の2戦2勝」と述べた。

連邦控訴裁判所の判決により、大統領令の効力停止は続けられる。

[原文:Defiant Trump declares 'see you in court' after judges slap down travel ban

(翻訳:十河亜矢子)

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