アメリカの不動産投資 —— 有望なのは豪邸よりも「小型住宅」

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アメリカでは400平方フィート(約37.2平方メートル)より小さい「小型住宅」の人気が急激に高まっている。

金融サービス会社Nerdwalletの最新レポートによると、小さな住宅は大きな住宅よりも、購入金額が安いだけでなく、投資先としても優れている可能性があるという。

当初Curbedが報じたこの分析は、2013年から2016年にかけて、アメリカ国内で最も大きい20の都市圏の不動産の価格と大きさを比較して行われたものだ。その結果、大きな住宅の価格よりも、小さい住宅の価格が平均的に早く上昇したことがわかった。

調査が実施された20の都市圏のうち17の都市圏では、2013年から2016年にかけて、1800平方フィート(約167平方メートル)以下の小さな住宅の25%で、価格が年間8.9%上昇した。これまでの不動産に関する調査の中では、記録的な上昇率である。

中でもマイアミやフォートローダーデール、ウェストパームビーチを含むフロリダ州の地域では最も高い上昇率が見られ、一番小さな住宅でも、年間19.5%上昇した。一方、同じ地域の上位25%の大きな住宅の上昇率はたったの5.1%だった。

南カリフォルニア大学の不動産研究機関「The Lusk Center for Real Estate」のリチャード・グリーン会長は、小型住宅の価格上昇は、多くの人たちが部屋面積が比較的狭くなりがちな都市部に住むことを選択している結果だと言う。特定の種類の住宅に需要が集中すれば、その価格はさらに高まる。

レポートによると、小型住宅の価格は「パーセンテージ」で上昇しているが、大きい住宅は「金額」で上昇している。大きな住宅の方が高額であるため、必然的に価格上昇にはより大きな金額が伴う。2013年以降、最も小さい住宅の平均価格が5万7535ドル(約650万円)上昇した一方で、最も大きな住宅は9万9790ドル(約1276万円)だった。

それでもこのレポートは、最適な不動産投資先を探しているのなら、小型住宅がいいという。

[原文:Smaller homes are overtaking McMansions as the best kind of home to invest in

(翻訳:梅本了平)

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