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オンラインでの出会いは、始めから失敗する気がしてならない ―― 。現実世界ですら、ベストな自分を披露することは難しいのに、オンラインデートでは数行の文章と何枚かの写真で自分を表現することが求められる。間違いは付き物だ。
オンラインデートサイト「eHarmony」のCEO グラント・ラングストン(Grant Langston)は、オンラインデートサイトでやってしまう間違い —— そして、それをどう修正すればよいかを教えてくれた。
[間違い1.] プロフィールが退屈 —— 結果、"つまらない人"になる
何年も男女の出会いを支援してきた経験からラングストンは、オンラインデートの経験が浅い人たちは(そして、それなりの経験がある人たちでさえ)、「変な人」と思われることに極度の不安を感じていると言う。結果として、皆、非常に退屈なプロフィールを作りがちだ。
「映画を見るのが好き」。……そうですか。趣味として面白みがないし、表現も退屈だ。
「たとえあなたのプロフィールが、その日20番目に見られたものであっても、見た人の目に止まる何かが必要です」
映画が好きだとしたら、「『ゴッドファーザー』が好きで、50回は見ています。セリフを言うこともできます。次に好きなのは『トミー・ボーイ』です」などと、より詳しく述べる。
詳しいプロフィールは目立つだけでなく、人の興味を引く。そして、実際に会った時、中身の濃いやりとりにつながる。
「どうして『トミー・ボーイ』が好きなんですか?』と聞かれれば、そこから素敵な会話が始まるかもしれません」
[間違い2.] 自分史を長々と書く
もう1つの両極端な例。自分のことを書き過ぎてしまう人たちがいる。彼らは、自分のことをとんでもなく素敵だと思っているか、個人情報をオープンにし過ぎていることに気がつかない鈍感な人かのどちらかだ。
たとえその話が面白くても、個人的な情報を伝え過ぎるのは避けるべき。好きな映画を数本リストアップするのは問題ない。しかし、好きなものすべてを、アルファベット順に列挙するのは度が過ぎる。
「デートのために話のネタを残しておきましょう。あなたの映画評論文が読みたいわけではありません」
[間違い3.] 照明が悪い写真、ピントが合っていない写真を載せる
携帯電話のカメラは素晴らしく進歩したが、いまだにほとんどの人は驚くほど自撮りが下手だ、とラングストンは言う。男性は特に「慌てて撮ったように見える変なアングルの自撮り写真」を使いがち。
「見た目は重要です。それが現実です。もし、見た感じが良くなければ、誰もそれ以上、あなたのことを知りたいと思わないでしょう」
真剣な交際を求める人は、多くの場合、(見た目ではなく)もっと深いつながりを重視すると言う。だが、外見の魅力はいつの時代でも重要なのだ。
「外見ばかり気にするのは薄っぺらい? でも、それが人間です」
(敬称略)
source:eHarmony
[原文:The 3 biggest mistakes people make in online dating, according to the CEO of eHarmony]
(翻訳:Wizr)