世界のリーダーたちはトランプ米大統領に敬意を払っているか?

ジョージ・W・ブッシュ氏が大統領となった時(2001年)、アメリカ人の半分はこう思っていた。「世界のリーダーたちはブッシュ大統領に敬意を払っている」。2009年にバラク・オバマ氏が大統領に就任した時には、アメリカ人の67%が「大統領は世界中で尊敬されている」と自信を持っていた。

しかし、調査会社ギャラップ(Gallup)の新しい調査によれば、「トランプ大統領が世界のリーダーたちから尊敬の眼差しで見られている」と思っているアメリカ人は29%しかいない。

bi-graphicshow americans think world leaders see trump

Skye Gould/Business Insider

アメリカ人が自国の大統領に対して自信を持てなくなっている。これはつまり、「世界がアメリカを好意的に見ている」と考えているアメリカ人が減っていることを意味する。現在、57%のアメリカ人は「アメリカは世界から嫌われている」と考えている。この10年でもっとも高い割合だ。

前回「アメリカが世界から嫌われている」と考える人が多かったのは2007年。イラクとアフガニスタンでの戦争は泥沼化し、金融危機の直前にあって、経済も崩壊の縁に立っていた。

現在、世界におけるアメリカの地位に満足しているアメリカ人はわずか「3分の1」しかおらず、ギャラップが調査を開始した2001年当時「65%」だった数値は下降曲線を描いている。

トランプ大統領は近年の大統領の中でもっとも低い支持率で就任した。そして、アメリカ人の53%はその仕事ぶりに満足していない

「トランプ大統領に寄せるアメリカ人の信頼の低下は、民主党支持層の中でさらに加速している。彼らはトランプ大統領の性格と就任当初の仕事ぶりに否定的な見解を持っている」とギャラップのアート・スウィフト(Art Swift)氏は述べた

「しかし、アメリカ人が『アメリカとオバマ大統領は世界から好意的に見られている』と思っていた1年前でさえ、アメリカ人の大部分は自国の世界的な地位に満足できていなかった。この傾向は過去10年、着実に悪い方向に向かっている

*電話調査はギャラップが2月1日から5日に無作為抽出した成人1035人に対して行われた。

[原文:Few Americans think world leaders respect Trump

(翻訳:須藤和俊)

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