Getty Images/Stephen Lam
世界でもっとも価値の高い会社が、さらなる記録を打ち立てた。
Appleの株価は13日月曜日、133.29ドルで終了し、1日の上がり値は1.17ドル、2015年に記録した133ドルの終値を塗り替えた。
だが、同年の日中の最高値である134.54ドルを更新するには至っていない。
とはいえ、投資家はAppleの株に明らかに興味を示している。同社の資産価値は現在およそ6990億ドル(約79兆円)とされ、アメリカの公開企業としては最高の時価総額となっている。
3四半期ほど続いた売上減少の報告に歯止めをかけた四半期決算を受け、株価は9%以上の値上がりを見せた。
2016年は同社の売上の2/3を占めるiPhone市場が、すでに飽和状態にあるのではないかと懸念する声も多く聞かれていた。中国における同社の売上は今も減少し続けている。
だが投資家はAppleの株に好意的だ。特に(秋に登場が予想されるiPhone 8の)新しいデザインと多くの買い替えユーザーの存在、この2つの潜在力がこの秋のiPhoneの売上にさらに拍車をかけるのではないかと期待されている。ゴールドマン・サックスのアナリストは同社の株の目標価格を150ドルに引き上げた。
13日のApple株の動き。グーグルファイナンスより。
過去2年間のApple株の動き。ヤフーファイナンスより。
Yahoo
[原文:Apple is at an all-time high(AAPL)]
(翻訳:まいるす・ゑびす)