Nokia 3310
Thomas Kohler/Flickr (CC)
良い携帯電話を忘れることなんてできない。「Nokia 3310」が復活する。
あのカクカクしたレンガのような携帯が今月末に再び発売される予定だ。携帯電話の情報に詳しいエバン・ブラス(Evan Blass)氏がVentureBeatに投稿した。
「Nokia 3310」は17年前に発売された。非常に頑丈で、バッテリーは長持ちし、時代に合ったデザインで大人気となった。
しかし、時代の流れとともに終わりを迎えた。カラー液晶も搭載しておらず、iPhoneやスマートフォンの時代とともに、Nokiaはマーケットリーダーとしてのポジションを失った。
Nokiaの携帯電話を製造するフィンランド企業「HMD Global」は、2月26日にスペイン・バルセロナで開催される世界最大のモバイル関連の展示会「モバイル・ワールド・コングレス(Mobile World Congress)」に先立ち、「現代版」3310を発表する見通し。
新しい3310は以前のモデルの復刻版ではなく、まったく新しいオリジナルになるようだ。ブラス氏は「オマージュ」と述べている。しかし、どんな機能を備えているかなど、詳細は不明。カラー液晶画面か? カメラは? アプリは? もはやどれも最先端機能ではないが、オリジナルの3310からは大きな進歩だ。
ヨーロッパでは59ユーロ(約7100円)で発売されると伝えられた。場所や時期は明らかにされていない。
HMD Globalは「噂や憶測」については、コメントしないとしている。
モバイル・ワールド・コングレスは2月27日から3月2日にかけて開催される。Business Insiderはバルセロナからライブレポートを行う予定だ。
source:Thomas Kohler/Flickr
[原文:Nokia is reportedly planning a relaunch of the iconic 3310 later this month]
(翻訳:梅本了平)