イギリスのヘレフォードに住むクロエ・ブリッジウォーター(Chloe Bridgewater)は、普通の7歳児よりガッツあふれる女の子だ。
好きなものはKindle Fireとロボット。ビーンバッグチェア、ゴーカート、すべり台があるオフィスで働くのが彼女の夢。クロエは、Googleに応募することを決意する。
以下がクロエの手紙。彼女の父親 アンディ・ブリッジウォーター(Andy Bridgewater)がBusiness Insiderに送ってくれた。
Andy Bridgewater
ぐーぐるのしゃちょうさんへ
わたしのなまえは、クロエです。
おおきくなったら、ぐーぐるでしごとがしたいです。
チョコレートこうじょうでもはたらきたいし、オリンピックですいえいもしたいです。どようびと、かようびにすいえいをならいにいってます。
おとうさんは、ぐーぐるではたらけば、ビーズのいすにすわったり、すべりだいをしたり、ゴーカートにのってしごとができるといいました。
わたしもコンピューターがすきだし、タブレットでゲームもします。おとうさんは、ロボットをしかくにうごかすゲームをくれました。コンピューターについてべんきょうできるからいいといいました。
おとうさんは、いつかコンピューターをかってあげるといっています。
わたしは7さいです。わたしのせんせいは、わたしはとてもいいせいとで、スペルとどくしょとたしざんがとくいだ、とおとうさんとおかあさんにいいます。
おとうさんは、がっこうでがんばってべんきょうしつづければ、いつかぐーぐるではたらけるといいました。
わたしのいもうとのホリーもあたまがいいけど、おにんぎょうあそびとおしゃれがすきなの。
ホリーは5さいです。おとうさんはりれきしょをぐーぐるにおくるようにわたしにいいました。りれきしょがなんのことかよくわからないけど、いまはおてがみをかけばいいよっていっていました。
おてがみをよんでくれてありがとうございます。
まだ、サンタクロースのおじさんにしかおてがみをかいたことしかありません。バイバイ。
クロエ・ブリッジウォーター 7さい
可愛でしょ? そんな彼女が、GoogleのCEO サンダー・ピチャイから夢を追いかけるよう励ます返事をもらい、ビックリして大喜びしている姿を想像してみてほしい。
「きみが学校を卒業した後に、履歴書を送ってくれるのを楽しみにしてるね!」と同氏は書いている。
父親が今週の始めLikedInでシェアして話題になった手紙はこれ。
Andy Bridgewater
親愛なるクロエへ
手紙をくれて本当にありがとう。
コンピューターとロボットが好きと聞いて、わたしはとても嬉しいです。
あなたがテクノロジーの勉強を続けてくれることを願っています。
もしあなたが一生懸命頑張って、自分の夢を追いつづければ、何でも達成できると思います。もちろん、Googleで働くことから、オリンピックで水泳をすることまで。
きみが学校を卒業した後に、履歴書を送ってくれるのを楽しみにしてるね!:)
あなたとあなたの家族が元気でありますように。
心をこめて、
サンダー・ピチャイ
*Business Insiderは、この手紙が本物であることを確認済み。
父親はLinkedInのポストの中で、1年前、交通事故に遭ったクロエにとって、大きな自信につながる大切な手紙だと語った。
クロエと父親のアンディ
Andy Bridgewater
クロエがGoogleに夢中になり始めたのは最近のこと。クロエが「理想の職場ってどんなところ?」と父親に聞いたことがキッカケ。彼は冷却システムの部品を製造する会社のセールスマンだ。
「Googleはすごくいい会社だよ、とクロエに言ったんです」とアンディ。世界的に有名な待遇と、最先端をいく仕事をしているから。
クロエがGoogleで働きたいと決心すると、父親はクロエをあと押しし、仕事に応募して、行動を起こすよう励ました。
CEOからの心温まるメッセージは、クロエのGoogleへの想いを倍増させた。彼女はTVに出演したり、メディアに話すことで、どうにかシリコンバレーへの道を切り開こうとしている。
とはいえ、父親としては、まずは勉強に集中し、スキルを磨いてからGoogleへの就職を考えてほしいようだ。もちろん、彼自身もテクノロジーのスキルを磨き、クロエに追いつきたいと思っている。
「わたしも頑張らなければ」
(敬称略)
[原文:A 7-year-old girl asked Google for a job — and got a personal response from CEO Sundar Pichai ]
(翻訳:Wizr)