Appleのティム・クックCEO
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Appleの開発者向けイベント「WWDC 2107(世界開発者会議2017)」の日程と場所が木曜日に発表された。
今年のWWDCは6月5日〜9日にかけて開催される。過去数年はサンフランシスコで行われていたが、今年はサンノゼだ。
WWDCが、サンノゼで最後に開催されたのは2002年。サンフランシスコと比べるとサンノゼは、クパチーノにあるApple本社に近い。同社の新本社(Apple Campus 2)はまだ建設中だが、開催までには完成する見通し。「宇宙船」と呼ばれるその新本社で行われるイベントがあるかもしれない。
「WWDC 2017は、クパチーノのApple新本社の近くで開催されます。開発者、アプリ制作者のみなさんにとっては、Appleのエンジニア1000人以上と交流できる有意義な機会になるでしょう」
参加申し込みは、3月27日(現地時間)から。開発者5000人にパスが配布される。
同社のマーケティング担当上級副社長フィル・シラーは「会議の内容は開発者向けのウェブサイトでストリーミング配信される」とThe Loopに述べた。
WWDC 2017のウェブサイトにはスティーブ・ジョブズが残した言葉が掲載されている。
テクノロジーだけでは不十分。
テクノロジーはリベラルアーツ、人間性と融合してこそ、新しいアイデアや経験を生み出すことができ、社会をさらに発展させる。今夏、多様な価値観と情熱、才能を持った何千もの人が集まり、Appleとともに世界を変えていく。
ここ数年のWWDCでは、新しいソフトウェアのみが発表されてきた。過去にはハードウェアが発表されたこともあった。
[原文:Apple's biggest annual event hits San Jose on June 5(AAPL)]
(翻訳:Satoru Sasozaki)