YouTube/ABC News
俳優のアシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)氏は15日水曜日(現地時間)、上院外交委員会で人身売買撲滅を訴えるスピーチを行った。カッチャー氏は子供に対する性的搾取を防止するソフトウェア、「Thorn」を開発する組織の共同創設者だ。
証言でカッチャー氏は、彼がニューヨークやニュージャージーからカンボジアやメキシコまで国内外で目撃した、ぞっとするような性的搾取の事件について述べた。
「多くの人々が幸せを追求する権利を奪われている。レイプされ、虐待され、搾取されている。FBIの捜査に同行し、あってはならないことを目撃した」
カッチャー氏はThornへの投資を続けることで、人権を守り、人身売買を阻止する戦いを続けようとしている。彼はまた子どもに対する性的搾取に立ち向かうためにテクノロジーを使うことの重要性についても強調した。
「テクノロジーは悪用されることもあるが、“奴隷のような状態”に貶められている人々を救うこともできる」
カッチャー氏は、過去6カ月間で6000人もの人身売買被害者がいたことを明らかにした(Thorn調べ)。そのうちの2000人は未成年だった。
source:YouTube/ABC News
[原文:Ashton Kutcher fights to end human trafficking in emotional testimony to Senate]
(翻訳:Yasuko.K)