Petar Kujundzic/Reuters
米国で行われたデモ抗議「移民のいない日(Day Without Immigrants)」の影響で、米国各地のマクドナルドが休業した。
16日木曜日、全国各都市のデモ主催者は、移民がアメリカ経済にとってどれほど重要であるかを示すために、移民に働かないよう促した。
SNSからの報告によると、デモ当日、一部のマクドナルドが影響を受け、休業を余儀なくされる事態に。
ニュージャージー州のあるFacebookユーザーは、「朝食を食べに、マクドナルドに行ったけど開いてない」と投稿。
「トランプ大統領の移民規制へのデモ抗議の日だから、閉まっているらしい。休店した理由を知るまでイライラしてたけど、トランプとトランプ一家へのデモならなんでも応援する」
マクドナルドでコーヒーを飲もうとしたけど閉まってたわ。別のマクドナルドにも行ったけど、そこも閉まってた。もうコーヒーはいらない。 #DayWithoutImmigrants
オクラホマ州オクラホマ市のFacebookのユーザーの1人は、「知らない人たちのために言っておくけど、今日は移民たちの日よ」と書いている。
「ダグラスの高速道路にあるマクドナルドは閉まってる。マジで。よい1日を」
ユニオンとニューヨークのマクドナルドが閉まってる。24時間営業のはずなのに。 #DayWithoutImmigrants
グリーンヒルズのマクドナルドは従業員がデモに参加していて人手不足だから、ドライブスルーでしか注文をとらない 。
どうやらこれにやられたみたい。いつも朝食を食べにいくマクドナルドが閉まってる。すごい変な感じ! #DayWithoutImmigrants
なんてこった。マクドナルドが閉まってる。くそみたいな注文をする日が減ったぜ #whocares #DayWithoutImmigrants
フランチャイズ店が意図的にその店を閉めたかどうかは定かではない。しかし、少なくともこの例では、従業員は出勤しなかったようだ。
親友がマクドナルドで働いてるけど、誰も出勤しなかった。 #nofoodforyall #Daywithoutimmigrants
「Day Without Immigrants」のデモは、トランプ大統領が米国とメキシコの国境沿いに壁を建設する計画と、大胆な移民国外追放の政策を実現する公約に対する抗議である。この抗議運動はまた、イスラム主要7カ国から米国への入国を禁止するトランプ大統領の大統領令に反対する取り組みでもある(この規制は一時中止となったが、トランプ大統領はまた執行するとも言っている)。
[原文:McDonald's restaurants across the US are shutting down for a 'Day Without Immigrants' protest (MCD)]
(翻訳:梅本了平)