あなたの知らない牛乳パックのリサイクル事情

牛乳のパックの正しいリサイクル方法、知ってますか?

牛乳パックはこんな風に「燃えるゴミ」として捨てられていることが多い。

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これはダメ。

Gus Lubin

アメリカの牛乳パック製造の大手Carton Coucilによると、これは間違っている。

牛乳パックは主に紙でできているが、ポリエチレン(プラスティックの一種)の薄い層も含まれている。常温保存可能なパッケージにはアルミニウムも使用されているので、牛乳パックは区分としてはプラスティック、鉄、ガラスなどと一緒にリサイクルされるべき。回収された牛乳パックはリサイクル施設で牛乳パックだけに分類されて処理される(ニューヨークシティのゴミ処理課も同じ説明をしている)。

調べてみるといくつかの驚くべき事実が明らかになった。

1つは牛乳パックをリサイクルに出す際に、水洗いは不要ということ(もちろん、ニオイが気になる場合はゆすいだ方がよいが)。

もう1つは牛乳パックをつぶす必要はないということ。リサイクル施設で働く人にとっては、つぶれていない状態の方が確認しやすいため、都合が良い。

※上記はアメリカの話なので、日本のリサイクル事情とは異なる点もあるが、「捨てればゴミ、活かせば資源」という点はどの国でも同じだ。日本の牛乳パックリサイクルでは、洗って切り開いてリサイクルするのが基本であり、アメリカと同様に古紙とは扱いが異なる。詳しくはこちらを参考にして欲しい。

source:全国牛乳容器環境協議会

[原文:You're recycling your milk carton all wrong

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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