アメリカとフランスのクルマ事情は全然違う

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アメリカとフランスで売れている車の違い。

Matthew DeBord/BI

昨年、フランスで数週間過ごした。

初めてフランスを訪れた時からかなり変わっていたが、フランスで初めてクルマを運転した。

アメリカと違いがあることはもちろん知っていた。まず第一に、フランスではクルマは道路の右側を走る。

またパリでは駐車する場所を見つけるのは難しいことも知っていた。その代わり、街の外の高速道路沿いには、軽食やコーヒー、あるいは素敵なディナーまで楽しめる便利な場所がある。

道路を走るクルマの種類も違う。大きなSUVやピックアップトラックは走っていない。

だがしかし、1つ、重大な違いを見逃していた。


ハッチバック!

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Matthew DeBord/BI


左側にもハッチバック……

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Matthew DeBord/BI

……右側にもハッチバック

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Matthew DeBord/BI

ハッチバック! ハッチバック! ハッチバック!

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Matthew DeBord/BI

まわり全部、ハッチバック!


ハッチバックに何があったんだ?

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Matthew DeBord/BI

ヨーロッパにおけるハッチバック、特にコンパクトとサブコンパクトのハッチバックは、アメリカにおけるSUVみたいなものだ。ヨーロッパ人は多用途に使える車を欲しがるが、大きさは求めていない。また燃料をガバガバ消費する車も望んでいない(それとおそらく、わたしがこの記事で小型のSUVまで「ハッチバック」と呼んでいることを、一部のマニアは非難するかもしれない。ハッチバックは、もっと乗用車に近い形の車を示す用語だ)。

わたしがフランスでレンタルした「ルノー キャプチャー」は “サブコンパクト・クロスオーバー” に位置づけられ、アメリカでは「日産ジューク」のような車。走っているハッチバックの中では大きい方だ。

ある時、ビックリしたことがあった。左側を走る車を見て、「デカイSUVだな」と思ったら、なんと「ホンダ CR-V」だったのだ(アメリカでは “コンパクト” SUVだ)。

だが、アメリカに戻ったら、いつも通りの光景だった。空港からの帰り道、ハッチバックを見かけることはなかった。

大きなSUVが、それも本当にデカイやつが走っていた。

[原文:This is why driving in the US and France is completely different

(翻訳:一柳優心)

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