現代を生き抜くための12の知恵

現代を生き抜く12の知恵。

Samantha Lee/Business Insider

現代を上手に生き抜く上で必要な知恵というものがある。高度に情報化された都市で仕事をするビジネスパーソンにとっては、サバンナを生き抜く野性動物の生存本能と同じくらい大切なものである。

(敬称略)


聞く

聞くこと

Mike Nudelman/Business Insider

とてもシンプルだが、できている人はそんなに多くない。相手の話を聞きたいのなら、黙ること。オーストラリアのピアニスト、アルフレート・ブレンデル(Alfred Brendel)が言う。「聞くことは、黙ることだ」

次に何を言おうかと考えていると、話し手から注意が逸れてしまう。話し続けて会話を独占すると、話し相手に「わたしが話すことは重要ではないらしい」と思わせてしまう。












意思決定のエネルギーを維持する

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Mike Nudelman/Business Insider

心理学者 ロイ・バウマイスター(Roy Baumeister)は自身の著書『WILLPOWER 意志力の科学(原題 Willpower: The Greatest Human Strength)』で、人が1日のうちで意思決定できる回数(時間)は限られている、と主張する。それゆえ、決断の数をできるだけ制限するべき、とも。

スタートアップ企業の創業者ジュリー・シジエル(Julie Sygiel)は非常に多忙な起業家で、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)やオバマ大統領にならって、いつも同じような服装をしている。

「わたしのクローゼットはほとんどが黒、灰色、青です。トップスとボトムスの組み合わせで迷うことはありません」と彼女はBusiness Insiderに語った。

「服を着る時に唯一考えることは、『今日はおしゃれなを履く必要がある?』ということ。わたしが持っているセーターやパンツは、いずれもカジュアル・フォーマルなので、が全体の身だしなみを決める重要なパーツになるんです。毎朝、早く着替えが済むのは素晴らしいこと。意思決定の場面で使うエネルギーを取っておくことができます」

タイムマネジメント

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Samantha Lee/Business Insider

「成功している人と、大成功している人には違いがある。大成功している人はほとんどのことに『NO』と言う」

ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)はかつてこう言った。「自分の時間を優先しなさい。他人の時間ではなく。そうしないと、そのうち生産性が落ち、自分自身を責めることになる」


誠実さ

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Mike Nudelman/Business Insider

何かをうまく言おうとして、何も思いつかない時は、きちんとそう言った方が良い。たとえば、Facebookのシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)は徹底的に誠実であろうとしている。「他人を気遣うこと」と、「他人を不快にさせること」は紙一重だ。気をつけよう。「HHIPP」を覚えておくといい。HHIPPとは、

  • humble(謙虚)
  • helpful(役に立つ)
  • immediate(すぐに)
  • in person(本人に直接に)
  • it doesn't personalize(自分のことだけではなく)

から文字を取ったもの(humble, helpful, immediate, in person and it doesn't personalize.)。


たくさん本を読む

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本から学べるアイデアは、ほとんどの場合、1つか2つだ。流し読みすれば、3時間もかからない。まずは目次を読んで、全体の内容を理解し、読みたいページに印をつけて、30分くらいかけてじっくり読む。読む価値があると判断したなら、もっとも重要だと思える部分を1時間から2時間かけて読み直そう。

新しい言語を学ぶ

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Mike Nudelman/Business Insider

何かを一生覚えておくのにもっとも有効な方法は覚えるという行為を反復し続けることだ。新しい単語を次々と覚えるのではなく、一度覚えたことを何度も思い出すように練習しよう。

創造的思考

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Samantha Lee/Business Insider

新しいアイデアを思いつくためのもっとも良い方法は、思いつこうとしないことかもしれない。2011年に行われたある研究では、被験者はリラックスして、集中していない時に、より創造的になることがわかった。電話帳を読むという退屈な作業をやり終えた被験者が、発散法の一般的なテストである「プラスチックのコップの使い道を考える」実験で、一番面白いアイデアを思いついたのだ。この実験を行ったイギリスの心理学者サンディ・マン(Sandi Mann)は、倦怠感が人の気持ちを脱線させ、より創造的な思考を生む、と結論づけた。 実際、歴史上の創造的な人物も、何も活動していない時にブレイクスルーを達成している。たとえば、発明家ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)は、友人と歩いている時に交流電流の原理を思いついた。



人前で話す

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Samantha Lee/Business Insider

人前で上手く話す秘訣は、リラックスすることだと思われているが、ある研究によると逆だ。 むしろ、リラックスしようとすることをやめ、あえて緊張を高揚感として受け止めた方が良い。実験によれば、高揚感を感じながら話をした被験者の方が、より説得力があり、有能だと聴衆に受け取られた。

交渉する

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Mike Nudelman/Business Insider

どんな交渉でも、相手が何を失うかではなく、相手が自分から何を得るかを強調した方が良い。つまり「この車の購入には9000ドル(約90万円)かかります」と言うよりも「9000ドル(約90万円)でこの車を譲ります」と言った方がいい。

ストレスマネジメント

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Mike Nudelman/Business Insider

リーマンショックのときに、ゴールドマン・サックスはスタッフに対し、試練を乗り越える力についての研修を行った。 ストレスで生産性や集中力を落とすのではなく、むしろストレスをエネルギーにすべきということ。投資銀行業務のようなプレッシャーがかかる環境下では特に重要なスキルである。

友だちを作る

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Mike Nudelman/Business Insider

大人になると、新しい友だちを作ることが難しくなる。

教会の合唱団に入るのは良いアイデアだ。 歌は知らない人ばかりの中で話題を作りやすくしてくれる。友だちも作りやすい。

アドバイスを求める

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Mike Nudelman/Business Insider

最近の研究によると、アドバイスを求めることは人をより有能に見せる。作家のティム・フェリス(Tim Ferriss)によると、もっともやってはいけないことは、著名な成功者にアドバイスを求めることだ。そうではなく、たとえばゼロの状態から6カ月間で何かを達成したような人に相談することを勧めている。

(翻訳:Yasuko.K)