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2050年に50兆円市場へ──デロイト トーマツが挑む水素エネルギーの「地産地消」、実装への道

脱炭素社会に欠かせないエネルギーとして注目されている「水素」。エネルギー資源の乏しい日本にとって、国内で「作って運べる」水素はカーボンニュートラル実現の切り札の一つだ。現状では課題も多いが、社会実装に向けて各地で実証実験も行われている。いち早く水素社会のサポートに取り組んできたデロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)のプロフェッショナルたちに、最前線の取り組みを聞いた。「水素」エネルギーが注目される理由利用時にCO2を排出しないことなどから、カーボンニュートラルを支えるエネルギーとして注目されている水素。ただ、期待されている理由はクリーンなことだけではない。現在、世界中で再生可能エネルギーの活用が進んでいるが、太陽光や風力を利用した発電は「自然変動型」であり、電力需要に対して不足や余剰が生まれやすい。水素は、そういった自然変動型の電源の変動出力を吸収でき、電力系統を安定化させることができる。また、水素は再生可能エネルギー電気だけでなく、下水汚泥や家畜糞尿などのバイオマスから製造することもできるため、安定供給可能なエネルギーとしても重宝されているのだ。水素はもともと温暖化

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デロイト トーマツと考える、「誰一人取り残さない」と「2050年カーボンニュートラル」両立のカギ

2050年までにCO2排出を全体でゼロにする政策目標「2050年カーボンニュートラル」。この実現には社会全体の大きな変革が必要だが、進め方によっては企業や労働者が痛みを負いかねない。そこでSDGsのトップスローガン「Leave no one behind(誰一人取り残さない)」を踏まえた脱炭素社会を実現するため、いま世界で注目されているのが「Just Transition(公正な移行)」というコンセプトだ。カーボンニュートラルに向けた望ましい移行の道筋とはどのようなものか。プロフェッショナルファームの立場から「Just Transition」を推進するデロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)の山田太雲氏と、気候変動問題に詳しいNPO法人気候ネットワーク理事の平田仁子氏に聞いた。ステップ・バイ・ステップではもう間に合わない── 2050年カーボンニュートラル実現にむけての動きが加速していますが、日本の現在地をどう捉えていますか。山田 私はデロイト トーマツに入る前、世界の貧困問題に取り組むNGO Oxfam(オックスファム)に所属し、G7(主要先進7カ国)や国連の会議に参

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「事業の原点に立ち返る」デロイト トーマツCEOが語る、企業のあるべき姿への責任と決意

「人とひとの相互の共感と信頼に基づく『Well-being(ウェルビーイング)社会』」の構築を目指す──。デロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)が2021年3月11日に掲げたAspirational Goal(目指すべき社会の姿)だ。デロイト トーマツは1968年に日本初の全国規模の監査法人として誕生した、監査やコンサルティングのプロフェッショナル集団。なぜいまこのような構想を打ち出したのか。永田 高士CEOにその狙いや経済社会に対する決意を聞いた。コロナ禍の社会変容が導いた「新たなアプローチ」── プロフェッショナル集団がなぜ「Well-being社会」の構築をゴールとして設定したのか、背景を教えてください。約3年前にグループCEOに就任したとき、当グループの目指す姿として「経済社会の変革のカタリスト」を掲げました。私たちは会計士、コンサルタント、税理士、弁護士、そしてデータサイエンティストやエンジニアなどを含む約1万5000人のプロフェッショナルを擁する集団です。この多様な人材が個々の専門領域を越えて互いに連携し合うことで、日本企業や社会システムに大胆な変革を促す

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地球はこのままでは守れない──デロイト トーマツが考える「環境と経済の好循環」とは

いまや企業活動と切り離せないテーマとなった気候変動問題。世界の企業も強い関心を寄せており、気候変動関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures:以下、TCFD)への賛同企業が増えている。TCFDは、2015年12月にG20の要請を受けた金融安定理事会(FSB)によって設立。投資家の適切な意思決定のため、企業に対して一貫性、比較可能性、信頼性のある気候関連財務情報の開示を促すことを目的としている。実はこのTCFD、日本でも賛同企業が350社を突破。その数は世界1位だ。この盛り上がりに一役買っているのが、4年前からTCFDに注目して関係各所にアプローチし続けてきたデロイト トーマツ グループ(以下デロイト トーマツ)だ。TCFDは企業活動、そしてサステナブル社会の形成にどのような影響を与えるのだろうか。同グループでTCFDを推進する3名に話を聞いた。「見せかけだけではない開示」が求められている 深刻化する気候変動問題を受けて、現在、SDGsやRE100(※)などさまざまな国際的イニシアチブが発足して

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